国際サッカー連盟(FIFA)が天国に旅立った「韓国サッカーの英雄」ユ・サンチョル元仁川ユナイテッドFC監督を追悼した。

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 “2002年韓日W杯4強神話”の主役、ユ・サンチョル元仁川ユナイテッド監督はがん闘病の末、7日に永眠した。享年49歳。

 FIFAは公式SNSを通じて、「かつてワールドカップの英雄だった故人が(今では)永遠にワールドカップの英雄として残ることになった」と追慕した。

 FIFAは「2002年、太極戦士たちがベスト4に進出した時に活力を吹き込んだMFユ・サンチョル監督がこの世を旅立った」とし、「私たちは彼の家族、友人、そして韓国サッカー界といつも一緒にいる」と慰労の言葉を伝えた。

 一方、日本のメディアもユ・サンチョル元監督の死去を伝えた。日本の「Football ZONE」は韓国代表としても長年活躍し、ユーティリティープレーヤーとして知られたユ・サンチョル元監督が死去したと報じた。

 また「スポニチアネックス」も「ユ・サンチョル元監督は韓国代表と仁川の監督を歴任した韓国サッカーのレジェンド」と伝えた。

 ユ・サンチョル元監督はJリーグでも大きな活躍をした。Jリーグの横浜マリノス、柏レイソルなどで通算113試合に出場し、44得点の実績を残した。

 横浜マリノスは公式Twitterを通じて「昨年のホーム開幕戦で日産スタジアムに凱旋した際の『また皆さんとお会いしたい』という約束を実現できず残念です。ご冥福をお祈りいたします」と悲しみを表した。

 さらに、柏レイソルも公式Twitterを通じて「元韓国代表でJリーグでも活躍されたユ サンチョル氏が逝去されました。柏レイソルでは2001から2002シーズン途中までリーグ戦33試合で14得点と大きく貢献、近年は闘病中であることを公表し、最後まで戦い続けられました。心よりご冥福をお祈りいたします」と追悼した。


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