「東京五輪」対策なしに開催か、大会運営関係者に準備したワクチンはわずか2万人分=韓国報道(画像提供:wowkorea)
「東京五輪」対策なしに開催か、大会運営関係者に準備したワクチンはわずか2万人分=韓国報道(画像提供:wowkorea)
東京オリンピック開催に対する懸念が高まっている中、現場のコロナワクチンの準備も整っていないという指摘が出ている。

東京新聞は4日、東京オリンピックが開催されれば、延べ30万人にのぼる関係者や選手たちが集まる「バブル」に出入りするようになるが、準備されたワクチンは2万人分だけだという内容を報じた。

日本の保健当局はオリンピック期間中、日本に入国する選手を外部と遮断するため「バブル」という空間を設けた。

しかし、通訳、警備、交通など各種業務に動員される関係者は延べ30万人に達し、選手たちが彼らと接触することは避けられない状況だ。しかし、業務に投入される人々のために準備されたワクチンが非常に不足している。

今回のオリンピックには選手1万5000人を含めて9万3000人あまりが海外から流入するものと推計される。彼らは隔離を免除される代わりに、選手村や五輪組織委員会が準備したホテルで3日間待機する。

しかし、選手や大会関係者らは練習、大会運営などのため、外出が認められる。彼らと現地の人々が多数接触し、感染拡散、変異ウイスル発生などが心配されている。

実際、オリンピックよりはるかに小さい規模で先立って開かれた各種国際大会でコロナ感染者が出た。3月にハンガリーで開かれたフェンシング大会や4月に行われたカザフスタンでのレスリング大会などで似た方式の防疫が実施されたが、感染者が発生した。

ボランティアのためのワクチンが不足していることも議論に上がっている中で、8万人ものボランティアのうち、1万人余りが辞退している。
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