文在寅 韓国大統領は3日、ボリス・ジョンソン英国首相と電話会談を行なった(画像提供:wowkorea)
文在寅 韓国大統領は3日、ボリス・ジョンソン英国首相と電話会談を行なった(画像提供:wowkorea)
韓国のムン・ジェイン(文在寅)大統領はきのう(3日)、英国のボリス・ジョンソン首相と電話会談を行ない、“グリーン成長とグローバルゴールズ2030のためのパートナーシップ(P4G)首脳会議(P4Gソウルサミット)”とG7(主要7か国)サミットなどについて、意見を交換した。

文大統領はこの日の午後5時15分から30分間、ジョンソン首相と電話会談を行なったと、青瓦台(韓国大統領府)の報道官が明らかにした。この日の電話会談は、G7議長国である英国が G7サミット参加国との事前協議の次元で要請したことで成されたものだ。

文大統領はまず、ジョンソン首相のP4Gソウルサミットへの参加に対して謝意を伝えた。また「今回のP4Gサミットを通じて結集された 国際社会のグリーン・リカバリーおよびカーボンニュートラル(炭素中立)実現の意志が、今月11日から英国で開かれるG7サミットと、今年11月の気候変動協約当事国総会の成功へと続いていくことを望む」と語った。

さらに文大統領は、英国がG7サミットへ韓国を招請してくれたことに感謝の意を伝え、新型コロナウイルス感染症の克服、気候変動への対応など、世界的な懸案解決のためのG7サミットの論議に、積極的に参加するという意志を伝えた。

ジョンソン首相は、文大統領のG7サミットへの参加を歓迎し「韓国をはじめとした招請国たちが、今回のサミットで保健・気候変動など主要な世界的懸案に対する多様な視点を提供し、論議の地平を拡大する役割をしてくれることを期待する」と語った。

つづけて ジョンソン首相は、韓国は英国の重要なパートナーという点を強調し「最近 韓国が 移動通信などのデジタル分野とグリーン事業において 英国に投資したことを歓迎し、英国は韓国との交易拡大に大きな情熱を持っている」と語った。

また G7サミットの議題のうち 英国が格別に関心をもっている「教育のためのグローバル・パートナーシップ(GPE)」などの分野についても、韓国政府が関心をもってくれることを要請した。

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