共同会見するバイデン氏=21日、ワシントン(聯合ニュース)
共同会見するバイデン氏=21日、ワシントン(聯合ニュース)
【ワシントン聯合ニュース】バイデン米大統領は21日午後(日本時間22日午前)、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領との首脳会談後に行った共同記者会見で、ソン・キム米国務次官補代行(東アジア・太平洋担当)を北朝鮮担当特別代表に任命すると発表した。 北朝鮮担当特別代表は1月に前任のビーガン国務副長官が退任して以降、約4カ月間空席となっていた。 バイデン氏が韓米首脳会談に合わせて北朝鮮担当特別代表の任命を発表したのは、北朝鮮に対する外交政策を本格化する意向を表明したものと受け止められる。バイデン政権は先月、対北朝鮮政策の検証作業を終えている。検証作業では韓国と緊密に協議しており、今後のアプローチでも韓国と緊密に協力を行うことを文大統領と確認したと説明した。 米朝首脳会談の可能性については、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党総書記)との首脳会談は可能だが、非核化に関する北朝鮮の約束が先に守られるべきと話した。
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