デュエットするキュヒョンとソン・シギョン。聴き入るペク・チヨン。(画像:画面キャプチャ)
デュエットするキュヒョンとソン・シギョン。聴き入るペク・チヨン。(画像:画面キャプチャ)
5月16日(日)に放送された「ティキタカー」(SBS)に、韓国バラード界を代表するソン・シギョンペク・チヨンがゲストとして出演。今回はバスが延世大学に停車し、スペシャルなライブコンサートが展開された。

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ソン・シギョンはあまりにもレギュラー出演するバラエティが多いので、今回のようにガッツリ歌う番組に登場したというのが新鮮なうえ、ペク・チヨンとの歌でのコラボはやはり格別だった。

延世大学ノチョン劇場はソン・シギョンが2012年から毎年5月にブランドコンサート「祝歌」を開催してきた場所。昨年と今年は新型コロナウイルスの影響で中止となり、2019年が最後となっているが、その2019年の公演にはペク・チヨンと、番組レギュラー出演者のキュヒョン(SUPER JUNIOR)もゲスト出演している思い出の場所だ。今回はバスの中での歌唱だったが、漏れ聞こえてくる歌声に引き寄せられるよう、いつの間にかバスの周りには人が集まり、路上ライブのような雰囲気となっていた。

エピソードトークを絡めながら、ソン・シギョンとペク・チヨンが歌唱していく展開で、まずはペク・チヨンがソン・シギョンの「二人」を、ソン・シギョンがペク・チヨンの「その女」(ドラマ「シークレット・ガーデン」のOST)を選曲。お互いの曲を熱唱したが、原曲とはまた違う味わいがあり、特にペク・チヨンは「歌を聴きながら、シギョンがこんなにピッチが良いとは思わなかった」と驚きを隠せず、感動するほどだった。

また、大好きな兄貴分であり、ロールモデルのソン・シギョンがゲストということで、番組始まって以来、一番生き生きと弾けているとレギュラー陣からつっこまれたキュヒョンとソン・シギョンのスペシャルデュエットも。「AKMU」のHow can I love the heartbreak, you’re the one I love」を歌い、ソン・シギョンは「男同士だからヘンな感じがする」と言っていたが、ペク・チヨンは二人が一緒に歌うこと自体がいいとし、うっとりしていた。完璧なヒーリングタイムだった。

さらに、ソン・シギョンとペク・チヨンといえば、OSTも欠かせない。ソン・シギョンはOSTを選ぶ基準として、結局は自分の曲になるのだから、ドラマの脚本家、俳優は誰か、さらには台本まで見ながらドラマがヒットする作品かどうかを検討し、決めるのだとか。

そうは言っても、思い通りにならないケースもある。「シークレット・ガーデン」のOST「君は僕の春なんだ」はドラマが8話まで放送された後、ラブシーンに挿入する曲として急遽オファーがきたそうで、すでにドラマが大ヒットしていたので、信じて歌えた曲だった一方、ドラマを熟考して選んだのに、他のドラマのOSTが大ヒットしたケースも。それが、「雲が描いた月明り」のOST「やさしく、さようなら」だ。主演がパク・ボゴムなので、一生懸命曲を書いて作ったのに、当時Crushが歌う「トッケビ〜君がくれた愛しい日々〜」のOST「Beautiful」に全部持っていかれてしまったことをユーモアを交えて明かしていた。

そして、ペク・チヨンがドラマ「ジキルとハイドに恋した私」のOST「Because Of You」と「IRIS-アイリス-」のOST「忘れないで」、ソン・シギョンがドラマ「応答せよ1994」のOST「君に」と「星から来たあなた」のOST「君のすべての瞬間」を披露。

このOSTメドレーも見応えたっぷりで、トークではソン・シギョンにイジリや暴露も交えながら楽しくやり取りしていたキュヒョンも、窓の外を眺めながら「この時期になると、(シギョン)ヒョンがノチョン劇場で、この歌を歌っていたはずなのに」と感傷に浸る場面も。

そんなキュヒョンは、ソン・シギョンがペク・チヨンの娘のため、ホイットニー・ヒューストンの「Greatest Love of All」を歌ったときも、アイコンタクトで即座に加わり、ハーモニーを奏でるなど、歌でもトークでも大活躍だった。

最後は、意外にも初めてだというソン・シギョンとペク・チヨンのデュエット。歌声にどこか悲しさのあるペク・チヨン、温かさのあるソン・シギョンは上手く交わらないと思っていたそうだが、今回イ・ムンセの「別れの話」を初デュエットで届け、視聴者を感動させた。

今回、改めてバラード歌手としての本領を発揮したソン・シギョンだが、合間のトークパートでは笑いも連発。10年ぶりに8thフルアルバム「シオッ」をリリースするので、そのPRもあったが、カムバック日が「BTS(防弾少年団)」と同じ5月21日(金)。しかも、「BTS」のニューシングルは「Butter」だ。「バター王子」のニックネームを持つソン・シギョンは自らそれに触れ、その偶然にビックリしたと笑いながら話すあたり、トークセンスも絶品だった。

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