呉世勲ソウル市長(画像提供:wowkorea)
呉世勲ソウル市長(画像提供:wowkorea)
オ・セフン(呉世勲)ソウル市長は17日、就任1か月を迎え、記者懇談会で「自己検査キットを学校やコールセンター、物流センターをはじめ、さらには風俗店、飲食店などでも使用できるよう、中央災難対策本部(中対本)と論議を行っている」と述べた。

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自己検査キットが遺伝子増幅(PCR)検査に比べて敏感度(検査精度)が落ちるという指摘に対しては「自己検査キットを周期的、反復的に使用すれば、敏感度が落ちる短所は補完することができる」とし「既にドイツ、英国など、欧州諸国から輸出され、商用化しているだけに、(早期に)苦しんでいる自営業者や小商工人、学校などに導入して支援できるようにしなければならない」と強調した。

ただし、呉市長は中央政府で承認されていない状況では、独自に自家検査キット事業を始めない方針だ。呉市長は「ソウル市と中対本が協議し、民生現場でモデル事業を行うことには意味がある」としながらも「まだ中対本では(自己検査キットの導入)決定ができず、保留しているが、説得を続けて必ず施行する」と述べた。

呉市長はまた、自治体がコロナ集団免疫確保のために独自ワクチンを確保することに対して否定的な意見を出した。呉市長は「(多くのルートを通じて)ワクチン供給提案が入ってきているのは事実」とし「ただし、自治体が競争的に民間から導入するのは、むしろ混乱をさらにあおり、集団免疫にも逆行するという考えを持っている」と述べた。

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