ケリョン(鶏龍)隊隷下部隊で新型コロナウイルスにおける隔離兵の不十分な給食疑惑が提起され、国防部が事実関係を確認している。
17日、「陸軍訓練所の代わりにお伝えします」というSNSアカウントには「鶏龍隊隷下部隊14日付けの朝食です。具がないイカスープ、キムチ炒め、味付け海苔。軍隊はこれではいけないのでは?」という文章が掲載された。
投稿者が公開した写真には米にキムチ、スープ、海苔以外におかずはない。
これに国防部戦略支援管理室は国防部のSNSを通して「現在までに確認されたのは、鶏龍隊勤務支援団が管理する7つの部隊のうち3部隊で8人の隔離将兵がいる。彼らに提供された弁当は、配膳前に幹部が検収のため撮影した写真を確認した結果、すべてのメニューが正常に提供されたと判断している」とつづった。
ただし、国防部は事案の重要性を勘案し、鶏龍隊内の陸海空軍全部隊を対象に事実関係を確認中と明らかにした。
また、「隔離兵に不十分な弁当が支給されることを防ぐため、最善の努力をする」と付け加えた。
これを前に、軍将兵の給食問題は、休暇から復帰し隔離措置をとった兵士らが公開した“質素な食事”がSNSを通して拡散したことから波紋が広がった。その後、隔離中の兵士らが廃墟のような施設で生活を強いられ、まともなトイレやシャワー室も提供されていなかったことが発覚し、訓練兵に対する過剰防疫過程での人権侵害などに拡大しながら軍全般の総体的システムが問題視された。
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