「漢江・医大生事件」死亡した医大生と直前まで一緒にいた友人、憶測やめるよう訴え「格別に仲よかった友人の死」(画像提供:wowkorea)
「漢江・医大生事件」死亡した医大生と直前まで一緒にいた友人、憶測やめるよう訴え「格別に仲よかった友人の死」(画像提供:wowkorea)
韓国ソウル・ハンガン(漢江)公園で行方不明となり、その後、遺体で発見された医大生ソン・ジョンミンと直前まで酒を飲んでいたとされる友人Aさんが、本格的に疑惑の解明に乗り出した。

 Aさん側の代理人を務める法務法人ワンNパートナーズのチョン・ビョンウォン弁護士は17日午前、立場文を発表し「Aくんの両親は、(新型コロナウイルスで)厳しい状況の中で、公衆の場所に出向いて泥酔するほど飲酒した息子の行為を恥じている」とした上で、「友人の死から数日も経過していない状況で、疑惑の目を向けられてつらい思いをし、解明しようとすることは遺族に対する道理ではないと考えている」と明かした。

 Aさん側はまた「まだ今は追悼すべき時期だと考えているが、メディアの番組でわたしたちが最初に立場を表明する姿として映っており、今回の立場文を出すほか術がなかった」と説明。

 その上で「Aくんと故人は大学に入学してから親しくなり、国内はもちろん海外旅行にも一緒にいくほど仲がよかった」とし、「いつでも気軽に会えるような関係だった」と強調。故ソンさんが行方不明となった去る4月25日午前4時30分ごろ、帰宅したAくんの両親がソンさん側に知らせず公園に行った理由については「Aくんの父親が帰宅した息子に対し『どれほど酒を飲んだのか』と尋ねたところ、回答できないほど酔っていた。そのため、一緒にいたソンさんの安否が心配となったが、明け方にソンさん宅へ連絡するのは失礼だと思い、自ら公園に行くことにした」と明かした。

 これまで具体的な経緯を明かさずにいたことについては「真実を隠そうとしたのではなく、実際に思い出せない状況。Aくんがブラックアウト(記憶喪失)によって十分に記憶している内容がなかった。ただし過去にも数回、泥酔して記憶を失った経験があったが一度も事故や過ちを犯したことはない」とし、「今回の事件についても不適切な事件の痕跡はなく、Aくんの過失が招いたことではないと信じている」と強調した。
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