野党は、文政権において3人の新たな閣僚の人事聴聞報告書の採択に対して「受け入れられない」という立場を明らかにしていたが、ムン・ジェイン(文在寅)大統領が今月10日にその「任命の強行」を示唆したことにつづき、与党がキム・ブギョム(金富謙)首相の認准案を国会本会議で通過させたことから、政局は膠着している状況である。このことにより 「“巨大与党の独走”がまた始まったのではないか」という懸念が高まったことが、与党の支持率に影響を与えたとみられる。
韓国の世論調査専門機関“リアルメーター”が世論調査を実施した結果、“国民の力”の支持率は 前週対比で0.1p上昇した35.4%を記録、与党は0.3p下落した29.9%を記録した。
特に 補欠選挙が行われたソウルでは、“国民の力”と与党の支持率は それぞれ35.3%と26.7%と集計され、その差は8.6pとなったが、両党とも前週対比で下落している。
一方 同じく補欠選挙が行われたプサン(釜山)を含めたキョンサンナムド(慶尚南道)では “国民の力”と与党の支持率が それぞれ43.1%と26.2%となり、その差は16.9pも開いた。これは 前週の差(7.4p)と比べると、大幅に引き離れた結果となった。
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