「なぜ、他の男と連絡するんだ?」…元交際相手を暴行し、脳神経を麻痺させた男に実刑判決=韓国(画像提供:wowkorea)
「なぜ、他の男と連絡するんだ?」…元交際相手を暴行し、脳神経を麻痺させた男に実刑判決=韓国(画像提供:wowkorea)
別れた元交際相手の女性に暴行を加え、首を絞め、視神経などをひどく損傷させた容疑で裁判にかけられた40代の男性に実刑が言い渡された。

15日、韓国の法曹界によると、ソウル西部地裁刑事合意11部は重傷害などの容疑で起訴されたA被告(43)に対し、懲役1年6か月の判決を言い渡した。

A被告は昨年4月から3か月間交際し、別れた後も元交際相手のBさんに連絡を続け、交際を求めた。

数回にわたって拒否の意思を明らかにしたものの、Bさんは結局、昨年8月にA被告に会った。その時にA被告はBさんに別の男性から電話がかかってきたのを見て憤慨し、Bさんに暴行を加えたという。

A被告は拳と足でBさんを暴行し、首を絞めて気を失わせ、骨折なども含めて全治8週間以上の傷害を負わせた。Bさんは、脳神経の一部が麻痺し、視神経が深く損傷した。

A被告は交際していた当時の昨年6月にもBさんが別の男性と会っていると疑い、手と足でBさんの体の数か所を殴り、足で鼻の骨を折ったりもした。自分が望む返事をしなかったという理由で、缶ビールと扇風機を投げ、足で蹴って傷害を加えた容疑ももたれている。

また、Bさんの携帯電話の発信記録を出力して確認した後、別の男性に電話をかけた履歴があるという理由だけで暴力を振るったりもした。A被告は過去にも交際中の女性に傷害を負わせ、2回処罰を受けており、暴力による前科も3度あるという。

ソウル西部地裁は「被告人は交際していた被害者に対し、持続的に暴行を加え、被害者は視神経の損傷にまで至った。被害者は許すことができず、この事件で被害者が受けた精神的ダメージは非常に大きい」と指摘した。

その一方で「被告人が犯行を認め、過ちを反省し、被告人の家族が善処を嘆願する点などを考慮した」と量刑理由を明らかにした。



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