内部情報を利用した土地投機、永川市の公務員を拘束…「証拠隠滅と逃亡の恐れあり」=韓国(画像提供:wowkorea)
内部情報を利用した土地投機、永川市の公務員を拘束…「証拠隠滅と逃亡の恐れあり」=韓国(画像提供:wowkorea)
事前に知った道路工事計画を利用し、土地投機をした嫌疑が持たれている韓国キョンサンブクド(慶尚北道)ヨンチョン(永川)市の公務員が拘束された。

慶尚北道警察庁の不動産投機特別捜査隊は7日、腐敗防止法違反などの嫌疑で申請した永川市庁勤務のA容疑者に対する拘束令状が発行されたと発表した。

A容疑者に対する拘束前の被疑者尋問(令状実質審査)を行った大邱地裁のカン・ギョンホ判事は「証拠隠滅および逃亡の恐れがある」とし、令状を発行した。

警察などによると、A容疑者は都市計画部署の責任者として勤務していた時に知り合った道路拡張工事情報を利用し、開発予定地域近くの土地をあらかじめ買い入れ、開発利益を得た嫌疑が持たれている。

A容疑者は2018年7月、永川市の当該土地を約3億ウォン(約2869万円)で購入した。その後、道路拡張工事が始まり、購入した土地の一部は道路に編入されて一部補償を受け、残りの土地は道路拡張工事により地価が大幅に上昇したという。これに先立ち、警察は先月、A容疑者の事務室と住居地などを家宅捜索し、道路計画および補償関連書類と携帯電話などを確保して分析した。

一方、慶尚北道警察庁は先月、慶尚北道永川地域の河川整備事業計画を事前に知って土地を購入し、不当利益を得た嫌疑が持たれている韓国農漁村公社の職員を拘束しており、また都市開発計画を事前に知って親族の名義で土地を購入した後、一部を売却したコリョン(高霊)郡の議員1人も拘束している。

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