国家人権委員会(資料写真)=(聯合ニュース)
国家人権委員会(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の「こどもの日」の5日、国家人権委員会は崔永愛(チェ・ヨンエ)委員長の声明を出し、「韓国社会の全ての子どもが自分の権利を完全に享受し、幸せな人生を歩むことを願う」とした上で、社会的な認識の変化を促した。 声明は「さまざまな虐待と暴力、ネグレクト(育児放棄)から子どもを保護するには、子どもを全人格的で独立した主体と見なすよう、社会的な認識が大転換する必要がある」と強調した。今の社会は子どもを未成熟で受動的な存在、保護と訓戒の対象とする認識が根強く、子どもの権利と尊厳性が損なわれる被害が後を絶たないと指摘した。 国家人権委員会は社会的な認識を変える努力として、「児童虐待、校内暴力、ネグレクトなどを誘発する原因をより深く掘り下げ把握した上で総合的な政策を打ち出すよう、政府に促していく」と表明した。
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