新型コロナウイルスのワクチン(資料写真)=(聯合ニュース)
新型コロナウイルスのワクチン(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国政府の新型コロナウイルス予防接種対応推進団によると、新型コロナワクチンの接種による副反応とみられる事例が5日午前0時までの24時間に新たに625件報告された。このうち死亡が3件で、全員が米ファイザー製ワクチンの接種を受けた。ワクチン接種と死亡の因果関係はまだ分かっていない。 重いアレルギー反応のアナフィラキシーとみられる事例は1件、重症とみられる事例は7件、新たに報告された。それ以外の614件は筋肉痛、頭痛、発熱、悪寒、吐き気など、比較的軽い症状だった。 韓国でワクチン接種が始まった2月26日以降、副反応とみられる事例の報告は累計1万8110件となった。前日までに1回目、2回目の接種を終えた累計382万8206件の0.47%に当たる。 現在までに国内で報告されたワクチン接種後の死者は計88人となっている。これは副反応の報告時に死亡と報告されたケースで、軽症などとして報告された後に容体が悪化し死亡したケースは含まれない。 専門家で構成される新型コロナ予防接種被害調査班はこれまでに死亡事例67件を審議し、うち65件は接種との因果関係が認められないとした。残りの2件については判断を保留している。
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