合流できなかった漢江で死亡した大学生の友人「後悔している」=韓国(画像提供:wowkorea)
合流できなかった漢江で死亡した大学生の友人「後悔している」=韓国(画像提供:wowkorea)
韓国ソウルのパンポ(盤浦)漢江公園で行方不明になって六日後に遺体で発見された大学生とソン・ジョンミン氏の大学同期が、待ち合わせ場所に行かなかったことを後悔していると述べた。

ソン氏の友人であるチェ某氏は4日、ニュース1とのインタビューでこのように述べた。

チェ氏は「みんなで遊ぼうと連絡を交わして会うことにした。その夜中に私も含めて3人で飲むことにしたが、疲れて行かなかったことが後悔される」と、当時3人で約束していたことを証言した。

チェ氏はソン氏の生前の姿についても話した。チェ氏は「友達と遊ぶのが好きで思いやりのある友人であった」と述べた。

同席していた友人のA氏については、「その友人も苦しんでいる。推測が多いがその友人が傷つかないでほしい」と、過度の世論に懸念を示した。

ソウルの医科大学本科1年生であるソン氏は、先月24日午後11時ごろから翌日午前2時まで友人と酒を飲んだ後行方不明となった。

A氏は午前4時30分ごろ目覚めて一人で家に帰ったが、A氏が目覚めた時にはソン氏がおらず、先に帰宅したと考えたと述べた。

A氏は自分がソン氏の携帯電話を所持したまま帰宅したので、本人の携帯電話はソン氏が持っていると考えたと言ったと伝えられた。

警察は漢江一帯を集中捜索し、五日目の30日午後3時50分ごろ、行方不明の場所から遠くない漢江水中からソン氏の遺体を発見した。

遺体の左耳の後に傷が残っているとソン氏の父親が証言していたが、剖検1次所見では、ぶつかった傷だという推定が出た。

国立科学捜査研究院は正確な死因推定のために解剖を実施している。結果は今月中旬には出る予定だ。

ただしソン氏の父は他殺を強く確信し、当時同席していたA氏の行跡に疑問を提起している状況である。この日の午後、ソン氏の父親が現場近くでA氏のなくした携帯電話を発見したと主張したが、A氏の携帯電話ではないことが確認された。
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