「コロナの長期化で今年も非対面授業」…梨花女子大の学生たちが授業料返還を要求=韓国(画像提供:wowkorea)
「コロナの長期化で今年も非対面授業」…梨花女子大の学生たちが授業料返還を要求=韓国(画像提供:wowkorea)
「3月なのに、講義はセミの声が聞こえてくるし、実験室やコンピューターなどは全く使えないのに480万ウォン(約46万円)を払っている」

韓国のイファ(梨花)女子大学の授業料返還運動本部は30日、ソウル市ソデムン(西大門)区の梨花女子大学で「授業料返還を要求する梨花人署名に1840人が参加した」とし「大学財政を透明に公開し、授業料を返還せよ」と明らかにした。この日、運動本部は総長室を訪問し、学生たちの署名を手渡した。

運動本部は「昨年に続き、今年もコロナが続いたことで、梨花女子大も非対面講義を並行することに決まったが、開講直後には梨花サイバーキャンパスのサーバー接続エラーが発生し、学生たちは再び不便を強いられている」と述べた。さらに「学生たちはコロナと初めて向き合った昨年に比べ、今年はオンライン講義システムに対する補完とオンライン講義の質の改善が行われることを期待したのに、昨年と違わなかった」と指摘した。

また「昨年の講義の再アップロード、空間および施設の未使用、実験・実習対策がないこと、クラス分け不足による受講申請など、昨年と変わらない大学本部の対処で、依然として学生だけが被害を受けている」と強調した。「透明な大学財政の公開と授業料返還で、学生たちの要求に答えなければならない」と主張した。

運動本部は「今年1月、授業料を策定する『授業料審議委員会』で授業料を凍結することで決定した」とし「授業料返還を要求する学生たちに対し、大学は昨年、そして今年も『大学財政は苦しい』という理由で一貫している」と述べた。

続いて「授業料審議委員会の議事録を見るとオンラインおよび混合授業の進行によって費用が増加した部分があるとして、授業料を引き下げることはできないという」とし「大学の主張が理由になるためには、透明な大学財政の公開が先行されなければならない」と強調した。

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