ソウル市内バスの運転手が国民請願…路線延長に苦痛=韓国(提供:wowkorea)
ソウル市内バスの運転手が国民請願…路線延長に苦痛=韓国(提供:wowkorea)
ソウル市内バスの運転手が青瓦台の国民請願に「路線延長でかなりきつい」とアップした。

今月16日、青瓦台の国民請願の掲示板に「市内バスの運転手です」という文章がアップされ、現在までに1450人以上の請願同意を受けた。

ソウルのバス運輸従事者と自己紹介したAさんは、「延長される前も50kmにも及ぶ長距離路線だった」とし「他のルートよりも運転疲労度が高く休憩保障も難しく、いろんな意味で労働者が働きやすい条件ではない」と吐露した。
Aさんが明らかにした路線は、先月27日に路線改定となった742番と推定される。

彼は「ソウル市からの一方的な行政命令で、もともと長距離路線で既に労働条件が劣悪なこのルートを何の対策もせずに10km延ばしてしまった」とし、ウンピョン(恩平)区クサン(亀山)洞を出発して、ソチョ(瑞草)区の教大(キョデ)まで往復すると、本来3時間の路線が5時間になったと吐露した。

Aさんは、「道路渋滞も多いソウル市内の交通状況に何の保証もなく路上にいる」とし「何の代案もなく、事前に合理的な手続きもなく「行政命令だから従え」というのは、ソウル市の旧時代的な拙速行政で、その被害は全て運転手と恩平区民が抱え込むことになった」と主張した。

「一度路上に出ると5時間を超えるが、トイレといったような人間の基本的な権利は市が守ってくれるのか?学のない運転手も人間らしく働きたい」と訴えた。
Copyrights(C) News1 wowkorea.jp 91