大邱で29日にワクチンの接種を受ける陸軍の関係者。30歳以上の軍人や軍属などに対するワクチン接種がスタートした(陸軍提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
大邱で29日にワクチンの接種を受ける陸軍の関係者。30歳以上の軍人や軍属などに対するワクチン接種がスタートした(陸軍提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】韓国政府の新型コロナウイルス予防接種対応推進団によると、新型コロナワクチンの1回目の接種を受けた人は29日午後3時半時点で301万2654人と集計された。 2月26日に英アストラゼネカ製ワクチンの接種が始まってから62日での300万人突破となった。 アストラゼネカ製と米ファイザー製ワクチンの1回目の接種を終えた人の数は接種開始から38日後の今月5日に100万人を超え、さらに17日後の22日に200万人を突破した。200万人から300万人に増えるまでの期間は約1週間で、これまでに比べ時間が短縮している。 今月に入ってからの接種者数は第1週が1日平均4万人、第2週が5万人、第3週が6万5000人、第4週が12万8000人と増え続けている。特に27日は約17万5000人が、28日は約22万人が接種し、1日の接種者数を連続して更新した。 推進団は接種者数の増加ペースが加速していることについて、予防接種センターを追加で設置したことや、接種を委託した医療機関を早期に運営するなどして対応能力を強化した結果などとし、「政府を信じて積極的に予防接種に臨んだ国民と、予防接種を安全に実施した医療従事者のおかげ」と謝意を示した。 政府は、11月中に集団免疫を獲得するために今月中に300万人、6月中に1200万人に対する接種を終えるという方針を示してきた。 推進団は「接種計画が順調に進行している」としたほか、「国民がさらに安心して予防接種を受けられるよう、医療界とともに副反応の監視を強化し、被害補償を続けていく」と説明した。
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