ワクチン接種、1日で21万人突破…4月目標の累積300万人達成へ＝韓国

韓国でコロナウイルス感染症ワクチンの1次接種者が、一日で21万人を超えた。今年2月末、予防接種が開始され以降最大の接種規模だ。韓国政府が目標とした4月末までの累積接種者（1次）300万人を易々と達成しそうだ。

コロナウイルス感染症予防接種対応推進団は、28日午後6時基準で、この日一日で21万7908人が1次接種を受けたと明らかにした。韓国政府が今後一日で14～15万人に接種するという目標値を越えた。

これで累積の1次接種者は280万5870人となった。一日の接種者が大きく増加した背景は、予防接種センターを増やした影響だと解析される。

推進団関係者は「4月26日に地域予報接種センター3か所が追加され、合わせて207か所に増えた。29日までに50か所が開所することで、接種の件数が持続的に拡充される予定」だと明らかにした。

韓国政府は4月末まで累積300万人、6月末まで1200万人の1次接種を完了させる計画だ。以降9月末までに韓国国民の70%である3600万人が1次接種を終え、11月までに順次2次接種も終え集団免疫を達成するという目標だ。

韓国政府は最近、ファイザー社側とワクチン4000万回分の追加購入計画を締結し、現在までワクチン5種、合わせて1億9200万回分（9900万人分）を確保した。これは韓国国民の1.9倍規模であり、集団免疫形成の為の接種目標3600満人の2.75倍水準に達する。