このうち、676人の仮想通貨は即時差し押さえを行った。差し押さえられた仮想通貨の評価額は251億ウォンで、申告漏れの合計額は284億ウォンに上る。ソウル市が差し押さえ措置を行ったことを受け、すでに676人中118人は申告漏れ分の12億6000万ウォンを即時納付している。市は納税者に対しては差し押さえを即時解除している。
125億ウォンもの仮想通貨を差し押さえられた病院長のA氏は、滞納額が10億ウォンに上っていた。A氏は5億8000万ウォンを即時納付。残りの金額は担保を提出して仮想通貨の売却保留を要請した。また塾講師のB氏は31億ウォン分の仮想通貨を隠していたにもかかわらず、5600万ウォン分の申告漏れがあった。さらに1000万ウォンを滞納していた病院長のC氏は、滞納額の90倍以上となる9億7000万ウォンもの仮想通貨を所有していた。
ソウル市は督促後にも税金を納めない場合、差し押さえた仮想通貨を売却する方針だ。売却金額が税金を下回る場合は追加で財産差し押さえを、また上回る場合は返却を、それぞれ行う。さらに、まだ差し押さえ措置が行われていない滞納者890人に対しても、差し押さえを行う方針だ。
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