国務総理代行「モデルナワクチン2000万人分、下半期には入ってくる」=韓国(画像提供:wowkorea)
国務総理代行「モデルナワクチン2000万人分、下半期には入ってくる」=韓国(画像提供:wowkorea)
ホン・ナムギ(洪楠基)国務総理職務代行兼経済副総理は20日、米国製薬会社モデルナのコロナワクチン導入について「4000万ドーズ(2000万人分)の契約を結んだが、相当部分は上半期には入ってこない状況で、下半期に入ってくる」と述べた。

洪国務総理代行はこの日、ソウル市ヨイド(汝矣島)の国会で開かれた対政府質問に出席し、ワクチン導入の時期を問うキム・ウネ(金恩慧)国民の力議員の質問にこのように答えた。

大統領府によると、昨年末、ムン・ジェイン(文在寅)大統領はモデルナのステファン・バンセル最高経営者(CEO)とオンライン通話をして、第2四半期(4~6月)から2000万人分のワクチンを供給することで合意している。しかし、モデルナがワクチン生産量を自国内で先に導入することにしたことが分かり、韓国国内への導入に支障を来す恐れがあることが提起された。

洪国務総理代行は「(上半期導入確定量が)1809万ドーズで1200万人分に該当するが、これについては十分に接種できる」とし「外交力を動員して(国内に)入ってくるよう最大の力点を置いている」と説明した。

海外ワクチンの導入と共に国産ワクチンの開発にも拍車をかける予定だ。洪国務総理代行は「(国内ワクチンは臨床)第3相に入り、下半期には完了する」とし「年度内に韓国独自の開発ワクチンが出ることを希望しているが、臨床推移を見ると時期を話すのは難しい」と伝えた。

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