韓国国防省は会見で、最近 提起されている「募兵制」と「女性徴兵制」についての立場を明らかにした(画像提供:wowkorea)
韓国国防省は会見で、最近 提起されている「募兵制」と「女性徴兵制」についての立場を明らかにした(画像提供:wowkorea)
韓国国防部(防衛省)は今日(20日)、最近 提起されている「募兵制」と「女性徴兵制」について、安保状況と軍事的効率性、国民の共感形成などを考慮して判断する事案だという立場を明らかにした。

韓国国防部の報道官はこの日の定例会見で、関連質問について「女性徴兵制、募兵制、男女平等服務制などが、今 社会的に話題となっているが、このような全ての兵役制度を包括する改編は、安保状況に基づいて行われるべきだ」と語った。

つづけて「軍事的効用性だとか、国民の共感形成を通じた社会的合意などを総合的に考慮して決定する事案だ」とし「国防部が、特定の立場を明確に表現することは適切でないと考える」と語った。

“(女性徴兵制などが)時期尚早だということか”という質問に、この報道官は「はい」と答えた。つづけて「通過すべきことがあまりにも多い」とし「女性徴兵制について 賛成・反対などの単純な答弁よりは、全ての考慮要素を総合的に検討して決定されなければならない」と繰り返し強調した。

募兵制への転換についても、この報道官は「単純に募兵制だけをもって論じるわけではない」とし「我々は“国防ビジョン2050”も進めており、全般的な軍構造という大きな枠で考えなければならないため、募兵制や徴兵制のいずれか一つの話をもって決定する事案ではない」と語った。

青瓦台(韓国大統領府)の国民請願掲示板には「女性も徴兵対象に含めてください」というタイトルの請願があげられたが、この請願は 掲示4日後のきのう(19日)の午後2時には、11万5000人あまりの同意を得ている。

Copyrights(C) Edaily wowkorea.jp 96