(画像提供:wowkorea)
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韓国防疫当局が、30歳未満のワクチン接種保留により、未使用のアストラゼネカワクチンを、社会必須人員の接種にまず活用し、5〜6月に韓国国内導入するアストラゼネカワクチンの分量を、65歳以上の高齢者の優先接種に使用することにした。

チョン・ウンギョン疾病管理庁長は19日、新型コロナ定例会見で、「元々、社会必須人員の接種スケジュールを5〜6月を予定していたが、30歳未満の接種量の調整により日程を早めることになった」とし「65歳以上の高齢者、約494万人の接種も、5月中旬以降開始する準備をしている」と述べた。

17万3000万人規模の社会必須人員対象の予防接種は、当初6月から4月26日に接種時期を繰り上げ、市町村ごとに指定された委託医療機関(1790か所)で接種をおこなう。アストラゼネカワクチンの血栓症の副作用発生を防止するために、30歳未満の接種を制限し、スケジュールを変更したものである。

社会必須人員よりも接種優先順位が高い、65歳以上から74歳以下の接種は、5月中に開始する予定である。接種対象者が約494万人規模で、社会必須人員より多いため、5〜6月に導入予定の700万回分のアストラゼネカワクチン供給を受け、接種を進めることにした。

チョン庁長は「65歳以上の高齢者は、現在の委託医療機関、一万個所の委託医療機関を同時に開所し、短期間で接種をする計画している」とし「5月、6月に導入予定のアストラゼネカの分量700万回分を活用し、集中的に接種を行う」と説明した。

一方、障害者・高齢者の介護従事者と乗務員対象接種は、今月19日から指定委託医療機関で始まる。また、19日から個人医院などの医療機関、薬局などの保健医療関係者25万人の慢性腎疾患患者、社会必須人員の予防接種事前予約も実施する。

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