新型コロナワクチン・在韓米軍基地返還・日本の原発汚染水放出問題などについて協議=韓国NSC(画像提供:wowkorea)
新型コロナワクチン・在韓米軍基地返還・日本の原発汚染水放出問題などについて協議=韓国NSC(画像提供:wowkorea)
韓国大統領府国家安全保障会議(NSC)は15日、常任委員会の会議を開催し、新型コロナウイルスワクチンの確保問題およびヨンサン(龍山)などの在韓米軍基地返還問題について議論した。

ソ・フン(徐勲)国家安全保障室長の主宰で、この日午後に開催された常任委員会において、参加者らは新型コロナウイルスの対応と関連国内外のワクチン需給状況を点検し、ワクチンを追加確保するためにあらゆる外交的努力を強化することにした。

また、今年に在韓米軍基地の返還計画を検討し、龍山基地の一部を含む今年の返還手続きも米国側と協議して積極的に推進していくことにした。

日本の福島原発汚染水の放出決定と関連して遺憾表明も行われた。常任委員らは汚染水処理過程全般について透明な情報公開と科学的かつ客観的な検証を強く要求するとともに、国民の安全を最優先の原則として、国際社会との協力の下に必要な措置を講じていくことにした。

また、来週の22日と23日にビデオ会議形式にて米国が主催する気候変動サミットと5月に韓国が開催するP4Gソウルサミットの準備状況を点検し、国際社会と炭素中立の実現ならびに気候変動への対応について協力を続けていくことにした。

また、NSCは最近の朝鮮半島および地域情勢について綿密に検討し、朝鮮半島の平和定着のための対話が早急に再開されるよう継続的に努力していくことにした。
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