14日(現地時間)米ウォールストリートジャーナル(WSJ)とCNN放送などによると、米国疾病対策センター(CDC)の予防接種諮問委員会(ACIP)所属の14人の専門家たちは、この日 緊急会議を開き、J&Jワクチン接種の再開について話し合ったが、結論を下せず 約10日後に改めて会議を開くことにした。これにより 当初に計画していた接種再開に関する投票も延期されることになった。
ACIPの委員たちは「特定グループに対してだけ ワクチンを使用し続けるよう勧めるべきか、ワクチン接種の継続や一時中断を提案すべきかなど、稀に発生する副反応に関する情報がまだ十分でない」として、決定を保留することになった理由を説明した。
米食品医薬局(FDA)とCDCは前日、共同声明を出し「J&Jワクチン接種者のうち、稀ではあるが 深刻な血栓症事例が6件発生した」とし「関連調査を実施している間、使用の中断を勧告する」と伝えた。FDAとCDCは、稀な血栓症事例を調査する中、ACIPの分析も検討すると伝えている。
このJ&Jワクチン接種後の血栓症事例を分析する期間については、様々な推測が出されているが、ACIPの委員たちは「ファイザー社とモデルナ社など他のワクチン供給が可能なため、J&Jワクチンの供給遅延が ジョー・バイデン米政権のワクチン接種計画に影響を与えてはならない」ということに共感している。
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