テレビ会議方式で開催された第1回韓中海洋協力対話の様子(外交部提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
テレビ会議方式で開催された第1回韓中海洋協力対話の様子(外交部提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】日本政府が東京電力福島第1原発の処理済み汚染水を海洋放出する方針を決めたことを巡り、韓国と中国が反対する立場を再確認し、多様な対応策を検討することを決めた。韓国外交部が14日伝えた。 韓国外交部と中国外務省はこの日、第1回韓中海洋協力対話をテレビ会議方式で開催し、両国間の海洋協力全般について協議した。 この席で両国は日本が汚染水を海洋放出する方針を固めたことについて、直接的な影響を受ける周辺国との十分な協議がなかったと指摘し、強い遺憾の意と深刻な懸念を共有した。 また十分な協議がない状態での海洋放出に反対する立場を改めて確認。今後、日本側の対応が不十分だった場合、外交的、司法的な解決を含め、多様な対応策をそれぞれ検討することを決めた。 ただ、外交部当局者によると、国際海洋法裁判所への提訴など具体的な協力について議論する場ではなかったという。 中国側は先ごろ、海警局に武器の使用を認める海警法が施行された背景や同法の趣旨などについて説明した。
Copyright 2021YONHAPNEWS. All rights reserved. 40