韓国で中国産キムチを韓国産と虚偽表記した飲食店130店を摘発…中国の「裸男の白菜掻き回し映像」影響(画像提供:wowkorea)
韓国で中国産キムチを韓国産と虚偽表記した飲食店130店を摘発…中国の「裸男の白菜掻き回し映像」影響(画像提供:wowkorea)
中国の工場で裸の男性が大きな窪みの中に入って白菜を掻き回し、白菜の山をさび付いた掘削機で持ち上げるシーンが公開され、その余波が韓国で続く中、先月おこなわれた緊急点検で白菜キムチの原産地を虚偽表記して摘発された飲食店が多数存在することがわかった。

 国立農産物品質管理院によると、ことし3月22日から28日に全国3000か所の業者を対象に緊急点検を実施した結果、中国産の白菜キムチや、ベトナム産の唐辛子粉で製造したキムチの原産地を韓国産と虚偽表記した130店が摘発されたという。

 ある飲食店は、キムチ餃子の材料として中国産の白菜キムチを使用していながら、原産地を韓国産と表記し、取り締まり対象となった。別の飲食店では、中国産の白菜キムチをおかずとして提供していながら、配達アプリケーションには韓国産と嘘の表記をしていたことが分かった。

 品質管理院は「農水産物の原産地表示に関する法律」と、「家畜および畜産物の履歴管理に関する法律」により、過料処分が2回以上確定した業者名をホームページに公開している。

 先日SNSでは、中国の工場で裸の男性が大きな窪みの中に入って白菜を掻き回し、白菜の山をさび付いた掘削機で持ち上げるという不衛生な映像が公開されて騒動となった。

 食品医薬品安全処は先月18日、消費者団体と学界、業界などが出席する専門家諮問会議を開き、該当の映像に出てくる白菜が韓国内の輸入用ではないという趣旨の結論を出している。

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