演説する文大統領=9日、泗川(聯合ニュース)
演説する文大統領=9日、泗川(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国南部の慶尚南道・泗川にある防衛大手・韓国航空宇宙産業(KAI)の工場で9日、韓国国産戦闘機(KFX)の試作1号機を披露する記念式典が開かれ、式典に参加した文在寅(ムン・ジェイン)大統領は「本当に胸がいっぱいになる」との感想を述べた。 文大統領は韓国の独自技術で開発された初の戦闘機が登場すると、立ち上がって拍手を送った。 文大統領は式典で演説し、日本による植民地支配時代に中国で樹立された大韓民国臨時政府のメンバーらが、臨時政府が創設した「光復軍」に空軍を加えることを夢見ていたと紹介し、「自分たちの手でわが国の空を守ろうという先祖たちの夢をわれわれが実現した」と強調した。 式典には政府、国会、軍の関係者、企業関係者、韓国に駐在する各国の外交官ら計約250人が出席した。特に韓国国産戦闘機事業に加わっているインドネシアからはプラボウォ国防相が出席し、試作機の完成を祝うジョコ大統領の映像メッセージが寄せられた。
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