会談であいさつする徐氏(右)とプラボウォ氏(国防日報提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
会談であいさつする徐氏(右)とプラボウォ氏(国防日報提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】韓国の徐旭(ソ・ウク)国防部長官とインドネシアのプラボウォ国防相は8日、ソウルの同部庁舎で会談し、韓国国産戦闘機(KFX)事業など防衛産業分野での協力は両国の固い信頼関係を象徴するものだと評価した。  韓国国産戦闘機事業はインドネシアとの共同開発形式で進められており、韓国ではKFX、インドネシアではIFXとの名称で呼ばれる。 国防部は「防衛産業分野での協力が両国の堅固な信頼関係を象徴することから、今後も相互互恵的な防衛産業協力が活発に行われるよう共に努力することを決めた」と説明した。 同部によると、両氏は会談で両国間の国防協力、朝鮮半島情勢を含む域内の安全保障協力などについて議論。外交・国防当局の局長級が参加する「2プラス2」戦略対話の年内開催、「韓・インドネシア国防協力協定」に基づく次官級の「共同国防協力委員会」の速やかな発足など、戦略的コミュニケーションを強化することで一致した。 また、徐氏は今年9月にソウルで開催される「ソウル安保対話」と12月の「国連平和維持活動(PKO)に関する閣僚級会合」について説明し、インドネシア高官の出席と支持を呼び掛けた。 国防部は「今回の会談によって韓国政府の新南方政策と朝鮮半島平和プロセスに対するインドネシアの持続的な支持を取り付け、特別戦略的パートナー関係に基づく両国間の国防・防衛産業をさらに発展させる契機になることを期待する」と強調した。
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