報道を認めたわけではないが、否定もすることはなく、6月の主要6か国(G7)首脳会議の前に米韓首脳会談が実現されるか関心が集まっている。
韓国大統領府のカン・ミンソク報道官はこの日、記者団にメッセージを送り、「‘米韓首脳会談の4月実現の可能性’の記事と関連して、確認する事項はない」とこのように明らかにした。
当初、米韓首脳は6月に英国で開かれるG7首脳会議で初めて対面することが有力だった。ところが、その前に別途会うことができるという説が提起されたのだ。
これまで大統領府とホワイトハウスは、米韓対面会談の重要性を強調してきた。今年2月に行われた初の米韓首脳電話会談で、バイデン大統領は「必ず直接会って協議することを期待する」と述べた。文在寅大統領も「直接会って対話をすることになれば、米韓両国、米韓両国民にとって‘特別な時間’になるだろう」と回答した。
その後、米韓両国は、大統領府の安全保障室や外交部(日本の外務省に相当)などのチャンネルを通じて、首脳会談について緊密に議論したことが伝えられている。
特に、大統領府のソ・フン(徐勲)国家安全保障室長が1日に日米韓安保室長協議のため米国ワシントンDCを訪問しており、ホワイトハウスのジェイク・サリバン国家安全保障補佐官とも別途会談を行うことが分かり、関連内容について議論する可能性がある。
ただし、文在寅大統領は先月23日にアストラゼネカ社製のワクチン1次接種を受けたばかりだ。2次接種の時期などを考慮すると、今月中の訪米が実現となる場合、文在寅大統領は1次接種の状態で米国を訪問することになる。徐勲国家安全保障室長も文在寅大統領と同じ日に同種類のワクチン1次接種を受けた。
一方、菅義偉首相は今月16日に日米首脳会談を行う計画だ。外信によると、当初今月9日の予定だったが、米国側の要請で16日に延期された。
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