「ユ・クイズ ON THE BLOCK」第99話の「BTS」編。(画像:画面キャプチャ)
「ユ・クイズ ON THE BLOCK」第99話の「BTS」編。(画像:画面キャプチャ)
やはり「BTS(防弾少年団)」の影響力はすごかった。3月24日(水)に放送されたユ・ジェソク×チョ・セホのバラエティ「ユ・クイズ ON THE BLOCK」(tvN)第99話に「BTS」が出演。「血、汗、涙」と題し、特集が組まれたこの日の「BTS」編は自己最高視聴率となる6.7%(ニールセンコリア調べ)を記録した。

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所属事務所から、どの番組に出演したいかを聞かれたメンバーたちが、唯一全員一致したのがこの番組だったそうで、今回の出演が実現したという。オープニングトークでは、番組の大ファンだというJIMINが目を輝かせながら印象的だった回について話したり、Vは収録前日、「浮かれて20分しか寝られなかった」とまるで遠足にでも来たかのように、無邪気にはしゃぎ、JUNG KOOKは興味津々にカメラの数を数え始めたりするなど、メンバーたちが登場からウキウキしているのが目に見えて分かるほどだった。

今回の「BTS」特集は、クイズパートの「団体ユクイズタイム」と、ユニットごとのインタビューパートの2部構成で放送された。まずはクイズパートから振り返ってみる。

第1ラウンドは、ダンス動画で話題を集めた“BTS女子高生”が問題出題者として登場。「BTS」の曲の歌詞をジェスチャーで表現し、それをメンバーたちが当てるというものだったが、これがなかなかの難易度だった。「Life Goes On」の問題では、思わずJUNG KOOKがRMに「歌詞をなんでこんなに難しく書くの?」と責めると、RMが立ち上がり、JUNG KOOKに頭を下げて謝罪する場面も(笑)。結局、1ラウンドは失敗に終わり、賞金ではなく、メンバー全員に鶏の足クッションがプレゼントされたが、それをVは「ステキなダンスを見せてくれたから」と“BTS女子高生”にプレゼントした。

第2ラウンドは“リレーカラオケクイズ”。後奏を聴いて、どの曲かを当てた後、正解したメンバーから順番に7人が全員歌えたら成功というゲームだ。つまり、本来の自分のパートではない部分を歌うことになるため、ラップパートをボーカルメンバーが、ボーカルパートをラップメンバーが歌う新鮮な面白さがあるが、メンバーたちにとってはカオス状態(笑)。笑いのツボだった。

出題されたのは「IDOL」。正解したJINからスタートした。JINがRMのパート、VがJ-HOPEのパート、SUGAとRMは運よく自分のパート、JUNG KOOKはVとJIMINのパート、JIMINはJUNG KOOKとRMのパート、J-HOPEはVのパートを歌い、大成功。

あっさり成功したので、ユ・ジェソクがもう1曲リクエストし、「Spring Day」を歌うことに。ここからが大爆笑の始まりだった。正解したJUNG KOOK からスタートし、順調に進んでいったが、Vの高音パートがSUGAに回ってしまい、下を向いて高音を絞り出すSUGA。続くRMも、JUNG KOOKの高音パートに突入し、上を向いてつらそうに声を出しているところで、これ以上笑いを堪えられないユ・ジェソクが失敗判定を下した。ちなみに、JINの話では、このように高音を歌うRMのデモテープをもらっているのだそうだ。

面白かったので、もう1問出題され、「血、汗、涙」をまたもや最初に正解したJUNG KOOKからスタート。今度は逆回りにしようと、JIMINのパートを歌ったJUNG KOOKの次がRMに。何のいたずらか、またもJUNG KOOKのパートが回ってきたRM。デジャヴを見ているようだ(笑)。アウトじゃないかと笑うJIMINをよそに、次はSUGAが自分のパートだったので安堵。VがRMのラップパート、JINがJ-HOPEのラップパートをなんとかつないだが、J-HOPEにVのパートが回ってきてしまった。やはり上を向き、力を込めて苦しそうに歌うJ-HOPE。その後ろで、RMが目元を押さえて笑ってしまっている。奇跡の並び順で、メンバーたちも笑いが止まらない神ラウンドだった。

第3ラウンドは“ダンスマフィアゲーム”。1人だけ違う音楽を聴いてダンスをしているマフィアを当てるゲームで、回答するのは肩が本調子ではないSUGAとMCの2人。

最初の問題は「DNA」だった。が、メンバーたちは消極的に踊り始め、JIMINにいたっては「これどうやればいいんですか?」とルールを理解していなかった!? さらに、RMは音が流れてこなかったと言い出し、後で確認をしたら、マイクの線が外れていたという。「BTS」 の公式“破壊王”はここでも健在だった(笑)。結局、SUGAはタイミングが合っていなかったVだと推理したが、マフィアはJ-HOPEだった。「フェイクを入れてみた」とニヤリとするV。ここで演技をしてくるとは。そして、周りを見ながら踊ったというJ-HOPEはさすがダンス隊長らしいパフォーマンスだった。

続く問題ではJUNG KOOKが棒立ちになってしまい、マフィアであることが見破られ、最終問題へ。流れていた曲は「IDOL」だったが、シンクロダンスを披露し、満足するメンバーたち。SUGAはRMかVが怪しいとし、RMだと推理したが、マフィアはJUNG KOOKだったのだ。「どうやって踊ったの?」のJINも感心するほど完璧だったJUNG KOOK。すぐさま名誉を挽回した。

今回のゲームは自分たちの番組でもやったことのあるものがあったが、“国民MC”ユ・ジェソクの軽快な回しとトークが入ると、また違う面白さが生まれ、ノリノリで楽しむメンバーたちの表情がすごく生き生きとしていたし、笑いの中にも、歌やパフォーマンスのすごさをさりげなく見せていて、スケールの違いを感じさせた。

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