「THE BOYZ」のジュヨン。(画像:画面キャプチャ)
「THE BOYZ」のジュヨン。(画像:画面キャプチャ)
「東方神起」をMCに迎え、グローバルK-POPボーイズグループ6組が王座をかけて、真剣勝負を繰り広げる「KINGDOM :LEGENDARY WAR」(Mnet)がいよいよ4月1日(木)にスタートする。放送を前に、3月16日(火)に各グループのパフォーマンスポスターが公開され、話題を集めたが、18日(木)には「M COUNTDOWN」(Mnet)で6組のスペシャルステージまで公開。各グループのメインダンサーたちが、リレー形式で短いパフォーマンスを披露したが、どのグループも王座を狙う強い意志、本気度が伝わってくるステージだった。

Road to Kingdom の最新ニュースまとめ

まず、「Road to Kingdom」で優勝した「THE BOYZ」のジュヨンが登場。目の前に道が開かれ、歩いていくと、王冠のある場所に到着。「WHO IS THE KING?」という文字が浮かび上がり、本格的なバトルの始まりを告げた。そして、ジュヨンは「2020 MAMA(Mnet ASIAN MUSIC AWARDS)」でのパフォーマンス時にも使った音楽で、長い手足を生かし、黒鳥のように舞った。「THE BOYZ」は「Road to Kingdom」で、メンバー11人という人数を生かしたカメラワーク、ストーリー性のあるステージが好評だったので、今回もどんな世界観を見せてくるのか期待される。

続いて、満月の下に現れたのが「Stray Kids」のリノ。目隠しをし、裸足という野性味あふれる姿で、まるでオオカミのよう。目隠しをとると、鋭いまなざしを見せ、ワイルドに踊ると、片目を手で覆ったが、その手の甲にオオカミと思われる顔が描かれており、そのビジュアルのインパクトは一番強烈だった。「Stray Kids」はパフォーマンスの核となるヒョンジンが活動休止中だが、パワフルなシンクロダンスに定評のあるグループなだけに、この危機をどう乗り越えていくのかがカギだ。

次は「KINGDOM」の末っ子グループとなる「ATEEZ」からサンが登場。傷ついた体に包帯を巻いたような衝撃的なビジュアルで、激しくパワフルなダンスを繰り広げた。「ATEEZ」はデビュー3年目だが、「Road to Kingdom」を経ず、いきなりこの「KINGDOM」に出場できた実力と人気を兼ね備えたグループ。キャリアは浅いが、存在感抜群の躍動的なパフォーマンスで下克上を起こすだろうか?

ここまで“ズズズ”の3組が終わったところで、ステージが一変。スタンドマイクが立てられ、次は「BTOB」だと分かる演出の中、ミンヒョクが登場。背中が見えるセクシーなジャケットに身を包み、華麗なダンスを披露した。「BTOB」は現在メンバー2人(ヒョンシク、ソンジェ)が入隊中のため、ウングァン、ミンヒョク、チャンソプ、プニエルの4人で出場。彼らの武器はハーモニーだが、パフォーマンスバトルでどのような戦略を立てるのか、興味深いところだ。

そして、“花郎”を連想させるビジュアルで登場したのが「SF9」のユテヤン。持ち前の柔軟性とキレのあるダンスで優雅に舞い、指先にまでこだわる繊細な表現力で魅せた。「SF9」はこれまで、爽やかさからセクシー、パワフルまでさまざまなコンセプトをこなしてきたグループ。しかも、今回の6組の中で唯一、デビューから誰一人欠けることなく、完全体の9人で出場するグループでもあるので、そのチームワークでどんなステージを見せるのか注目される。

最後を飾ったのは、「iKON」のDK。袞龍袍(王族の衣装)を身にまとい、カリスマ性を発揮。曲は「KILLING ME」を韓国的なムードにアレンジしたものらしいが、言われなければ分からないぐらい、カッコよくアレンジされていた。「iKON」はこれまで、Mnetのサバイバル番組「WIN」と「MIX & MATCH」に出演しており、サバイバルでの戦い方は熟知しているうえ、「LOVE SCENARIO」など大ヒット曲を多数保有しているグループ。BOBBYが3年ぶりのソロ活動を今回の「KINGDOM」出演に集中したいからと中断したほど、並々ならぬ意気込みで臨んでいる。優勝候補に挙げられているが、果たして?

今回のスペシャルパフォーマンスは5分ほどのものだったが、K-POPファンを魅了するのに十分なステージであり、本編では“レジェンドステージ”が続々と誕生することを期待させた。番組放送後から大反響で、「KINGDOM」の始まりが待ちきれないというファンの声も続々寄せられ、本格的に盛り上がってきた。

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