自由アジア放送(RFA)によるとWFPアジア・太平洋支部のクン・リー報道官は18日(現地時間)「北朝鮮で1年以上勤務した職員らが家族に会うため休暇を取っている」とし「最後の外国人職員が18日、平壌を発った」と明らかにした。
リー報道官は続いて「外国人職員が平壌に常駐していなくても、WFP事務所は引き続き運営される」とし、「北朝鮮職員は平壌で、外国人職員は海外で臨時に活動し続ける」と説明した。
米国の北朝鮮専門メディアNKニュースも複数の消息筋の話として、平壌に居住していた外国人約25人が全員出国したとし、「WFP平壌事務所長と情報通信技術専門家、アイルランド非政府組織(NGO)『Concern Worldwide』の北朝鮮支部長らが平壌を離れ、現在国連と非政府組織の外国人職員は北朝鮮に1人もいない」と報道した。
一部では、新型コロナウイルスの流入を防ぐための北朝鮮の国境封鎖措置が長期化しているという点から、平壌を離れた外国人職員がしばらく北朝鮮に帰ることは難しいという観測も出ている。この場合、WFPなどを通じた国際社会の対北朝鮮支援も難航する可能性がある。
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