アップビットのビットコイン価格チャート(資料写真)=(聯合ニュース)
アップビットのビットコイン価格チャート(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国国内の取引所に上場された暗号資産(仮想通貨)の時価総額が、ここ3年余りで10倍近くに膨らんだ。けん引役は代表格のビットコインだ。 仮想通貨の取引業界によると、韓国大手取引所アップビットの総合市場指数(アップビット・マーケット・インデックス、UBMI)は15日午後の時点で9742.62と、指数を最初に算出した2017年10月1日(1000)に比べ約10倍に上昇した。 この指数はアップビットのウォン建て取引市場に上場された全ての仮想通貨を対象に算出しており、全仮想通貨の時価総額の変動と市場の動向を指標化して把握できる。つまり、アップビットのウォン建て市場に上場された全仮想通貨の時価総額が約3年5カ月の間に10倍になったということだ。 アップビットで取引されるビットコインの価格(終値ベース)は、15日午後の時点で1ビットコイン=6677万7000ウォン(約640万円)と、17年10月1日の496万2000ウォンから大幅に上がった。 仮想通貨のうち時価総額が最も大きいビットコインを除いても、市場は急成長した。アップビットのアルトコイン指数(UBAI)は15日午後に4753.26を付け、やはり17年10月1日(1000)から大きく上昇した。アルトコインはビットコイン以外の仮想通貨を指す。 こうした変動について、ある取引所の関係者は「この3年余りの間にそれだけ仮想通貨への投資家の関心が高まり、取引も増えたということだ」と説明している。
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