エイブラムス司令官はこの日、米下院軍事委員会に提出した聴聞会の答弁で「わが軍は、北朝鮮が核兵器と先端ミサイル・サイバー能力などを開発し続けていることにより、ダイナミックな安保環境に直面している」と伝えた。
つづけて「2017年以降 大陸間弾道ミサイル(ICBM)、もしくは核の実験はない」としながらも「しかし 北朝鮮の脅威は続いている」と強調した。
また「北朝鮮政権の非核化措置を示唆する何の兆候もみられない」とし「(挑発に関する)新たな可能性をみせている」として、北朝鮮が去る1月の閲兵式で、新型潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)と新たな固体推進弾道ミサイルを披露した点などをあげた。
ただ エイブラムス司令官は「北朝鮮はSLBMを世界で最も強力な武器だと規定している」としながらも「そのように主張することと、実際にこれを成功させるプラットフォームを保有したということを証明することには、かなりの差がある」と付け加えた。
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