ホン・ジョンイク新型コロナ予防接種対応推進団予防接種企画チーム長は10日、新型コロナオンライン会見で「2回目接種用に保管されているワクチンを、1次接種に活用することを検討しているのか」という質問に、「2次接種に影響がない水準で検討が可能」と答えた。
先月26日、韓国国内で最初に接種が開始されたアストラゼネカワクチンは、8〜12週の間隔で2回接種を行わなければならない。防疫当局は、現在ワクチンの需給が安定していない状況で、1人当たり2回の接種を、安定して受けることができるよう、ワクチン量を確保している。
アストラゼネカワクチン接種の対象は、65歳未満の療養病院・施設入所者、大型病院級以上の医療機関71万8786人である。現在43万8890人(61.1%)が接種を終えた状態だ。
カン・ミンソク(康ミン碩)大統領府報道官はこの日午前、記者団に送ったメッセージを通し「2次接種物量が確定されると、全体のワクチンの需給・在庫状況を考慮し、できるだけ多くの国民に迅速に接種をするという政府内の提案がある」と明らかにした。
ホン・ジョンイク予防接種企画チーム長は「外国のように、2次接種分まで国内に納入できておらず、接種の遅れを防ぐために、1人当り2回分ずつ割り当てられている」とし、「このような場合であっても、2次接種分が国内にある、または入庫が明らかであれば、待たずに(備蓄分を)効率的に活用することができないのかという、専門家の意見が多かった」と説明した。
続いて「一人あたり2回分のワクチンの割り当てが、安定的に使用するという原則で、国内のワクチン接種の間隔を狭めることができる場合は、2次接種に影響がないレベルで検討することができる」と付け加えた。
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