中国の生産者物価指数(PPI)が、新型コロナウイルス感染症事態以降 初めて1%台を記録した。

中国国家統計局は、中国の2月の生産者物価指数が 前年同期対比で1.7%上昇したと、今日(10日)明らかにした。これは 市場予想値である1.5%を上回る数値であった。

中国のPPIは、昨年2月から新型コロナパンデミックの影響により11か月も下落の流れが続くなど、デフレへの懸念が高まっていた。昨年5月には、2016年3月(マイナス4.3%)以降 約4年ぶりの最低値であるマイナス3.7%を記録した。昨年2020年の一年における中国のPPIは、前年同期対比で1.8%下落した。

しかし 今年に入り 去る1月は0.3%と集計、1年ぶりに初めてプラスの局面に入った。つづいて2月には、去る2018年11月(2.7%)以降 約2年ぶりの最高値を記録した。

一方 この日に発表された1月の消費者物価指数(CPI)は、昨年同月対比で0.2%下落した。これは市場予想値であるマイナス0.4%はもちろん前月(マイナス0.3%)よりも、多少改善された数値である。

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