元兵士の故ピョン・ヒスさん支援団体ら「軍は哀悼ではなく謝罪を」=韓国(画像提供:wowkorea)
元兵士の故ピョン・ヒスさん支援団体ら「軍は哀悼ではなく謝罪を」=韓国(画像提供:wowkorea)
最近、生涯を終えた元兵士の故ピョン・ヒスさんの復職を支援した団体が5日、声明を出し「今、軍がピョン・ヒスさんに伝えるべきことは哀悼ではなく謝罪だ」と促した。

 軍人人権センターをはじめとする各界20団体が参加する「トランスジェンダー軍人ピョン・ヒスの復職のための共同対策委員会」は「彼ら(軍と政府)の心からの謝罪と対策を、私たちの役割として約束する」と述べ、関連行動を続けることを示唆した。

 共同対策委員会は「堂々とした姿の素晴らしい副士官、ピョン・ヒス下士。あなたを永遠に憶えている。感謝しているし、申し訳ない」と述べ、ピョンさんに哀悼の意を表した。同日は、ピョンさんの出棺の日だ。 ただし、解剖のため日程に影響が出たという。

 団体は「軍は3月2日にも裁判所に、ピョン・ヒス下士を強制転役(除隊)させるべきだという内容の準備書面を提出した」とし「社会的合意と国民的共感がなくて、ピョン兵士を軍隊から追い出したという荒唐無稽な内容を54ページも作成した」と批判した。

 また、「私たちは少数者の多様な人生が排除され、落ちこぼれて、足りない人生ではなく、今日を生きていく尊厳な人生だという、極めて当然の真実を必ず回復する」と付け加えた。


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