文在寅大統領による「日米韓の協力」言及の翌日に米韓の安保担当高官が電話協議(画像提供:wowkorea)
文在寅大統領による「日米韓の協力」言及の翌日に米韓の安保担当高官が電話協議(画像提供:wowkorea)
韓国大統領府のソ・フン(徐勲)国家安全保障室長は2日、ジェイク・サリバン米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)と電話協議を行ったと、韓国大統領府が明らかにした。文在寅大統領が、前日の3・1節で日米韓の協力について言及した翌日に、米韓安保ライン間で電話協議が行われたことで、日米韓の協力について議論されたのか注目される。

韓国大統領府のカン・ミンソク報道官は2日、記者会見を通じて「徐勲国家安全保障室長は、ジェイク・サリバン米大統領補佐官と今日午前9時10分から1時間にわたり、バイデン政権発足後二度目となる電話協議を行った」と述べた。これに先立ち、徐勲室長とジェイク・サリバン補佐官は、1月23日に初めて電話協議をしていた。

カン・ミンソク報道官は「両高官は、朝鮮半島情勢についての評価と現在進行中の米国による対北朝鮮政策の検討動向を共有した。朝鮮半島の非核化および恒久的平和定着のために、今後も米韓が持続的かつ緊密に協力していくことで一致した」と電話協議の内容を伝えた。

また、文在寅大統領が、日米韓の協力について言及した後であるため、これに関連する議論がされたものと考えられる。韓国大統領府は、米韓両国間の協力と朝鮮半島の状況などについてのみ記者会見で情報を公開したが、日韓の協力を望んでいるバイデン政権と関連して、議論があった可能性が高い。

文在寅大統領は前日(1日)の3・1節演説において、「(日韓)両国の協力は、両国共にプラスとなり、北東アジアの安定と共同繁栄に役立ち、日米韓における三国の協力にもプラスになる」と明らかにしていた。徐勲室長は文在寅大統領演説の意味をジェイク・サリバン補佐官に説明した可能性がある。文在寅大統領とバイデン大統領は先月4日の電話会談で、日韓関係の改善と日米韓の協力が、域内の平和と繁栄に重要な役割をもたらすことを共通認識として言及していた。
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