米国の声(VOA)によると、ラファエル・グロッシ事務局長はこの日、オーストリア・ウィーンで開かれたことし初の定期理事会で「(平壌近くの)カンソン(降仙)で核活動が静かに続いている」と指摘した。
グロッシ事務局長は、昨年11月の理事会でも降仙で核活動が続いているとして「今後、IAEAが北朝鮮を訪問した際に視察すべきだ」と強調していた。
降仙地域とは「北朝鮮が極秘裏に濃縮ウランの生産施設を運営している場所」との推定が提起されてきた場所だ。
グロッシ事務局長は「冷却水施設試験を含めた実験用軽水炉の内部工事が進行中で、放射化学実験室で使用される火力発電所稼働の状況がある」と明らかにした。
ただし「現時点では、ヨンビョン(寧辺)で濃縮ウランを生産しているという兆候はない」とした上で「(平壌付近の)降仙では(核関連)活動がおこなわれている」と述べた。
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