共に民主党のキム議員「水素電気商用車、燃料補助金を支援」=韓国

水素電気商用車の燃料補助金を支援する法的根拠が設けられた。本格的な水素商用車の時代を開くことになる法案だ。

キム・ユンドク共に民主党国会議員は28日、「水素商用車の燃料補助金の支援法案（旅客自動車運輸事業法 一部改正法律案）」が国会本会議を通過したと明らかにした。

キム議員が発議した改正案には、市長・郡知事など自治体長が大統領令で定める運送事業者に水素自動車の充電費用の全額又は一部を補助することができるよう補助金支給の根拠を新設し、執行に必要な事項を規定した。

バス、タクシーなどの事業用水素・電気自動車の普及を早められる水素産業の活性化のための支援の規定が法律に設けられたものである。

これにより水素商用車を生産しているチョンブク（全北）ワンジュ（完州）郡にある現代自動車チョンジュ（全州）工場にも青信号がつくと予想される。

キム・ユンドク議員は「韓国の水素生産と貯蔵・輸送システムは高レベルに達していない」とし「貨物車をはじめ、バス、タクシーなどの公共交通機関の輸送事業者が水素自動車を運行するように誘導するためには、水素燃料の価格補助が必須だった」と立法趣旨を説明した。
続いて「水素商用車の燃料補助金の支援法案の通過により、大衆が環境に優しい水素エネルギーがより安く簡単に利用できるようになった」とし「将来的に大韓民国の重要な収入源となる水素自動車大衆化時代を開くことになった」と喜んだ。