“疑惑否定”キ・ソンヨン、練習に集中…FCソウル選手団と一緒に全州へ

Kリーグを超え、韓国サッカーを代表するスタープレーヤー、キ・ソンヨンが性的スキャンダルに巻き込まれた。大きな悪材料にもかかわらず、パク・ジンソプ監督率いるFCソウル選手団は、比較的淡々と平常心を維持している。キ・ソンヨンも正常に練習している。

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　FCソウルの関係者は25日、「選手団みんなが開幕に合わせ、最後の練習に励んでいる」とし「キ・ソンヨンも同じだ。選手本人が強く（関連事実を）否定している中で、練習から除外される理由はない。クラブも引き続き注視中」と語った。

　先立って24日、キ・ソンヨンは性暴行疑惑が浮上し大きな波紋を呼んだ。同日午前、法務法人ヒョンのパク・ジフン弁護士は「被害者C氏とD氏の委任を受けた」とし、2人が過去に受けた性暴行の事実を暴露した。小学校サッカー部時代、おぞましい性暴力を受けたという内容だったが、加害者がキ・ソンヨンだという疑惑が提起された。

　するとキ・ソンヨンのエージェンシー「C2グローバル」も資料を出して「事実無根」とし「関連内容に対して法的対応も辞さない」と強調した。さらに一歩進んで、自分たちが被害者だと主張したC氏とD氏がかつて性暴行を加えたことが暴露されるなど、状況は容易に予測できない状態だ。

　今月27日、全州ワールドカップ競技場でディフェンディングチャンピオンの全北現代と2021シーズン開幕戦を控えていたFCソウルにとっては青天の霹靂だった。もしキ・ソンヨンが欠場すれば、それも良くない理由で離脱するなら、大きな打撃にならざるを得なかった。

　“隙間風”によって揺れたが、まずソウルはできるだけ競技だけに集中するために努力している。ソウルの関係者は「まだ決まったことはない。 最大限動揺することなく練習している」とし、「状況を見極めながらも、キ・ソンヨンも従来のように練習に臨んでいる」と付け加えた。