東京電力は、福島第一原発に設置した地震計が故障したにもかかわらず、放置してきたことが明らかとなった(画像提供:wowkorea)
東京電力は、福島第一原発に設置した地震計が故障したにもかかわらず、放置してきたことが明らかとなった(画像提供:wowkorea)
東京電力は、福島第一原発に設置した地震計2台が故障したにもかかわらず、放置してきたことが明らかとなった。

今日(23日)朝日新聞によると、東京電力は、福島第一原発3号機の原子炉建物に設置した地震計2台が故障した事実を知りながらも、修理せずに6か月以上 事実上「放置」していた。東京電力側は前日、原子力規制委員会の検討委員会に参席し 地震の影響を報告する中、先のことが明らかとなった。

東京電力は昨年3月、原子炉3号機の1階と5階に それぞれ一つずつ地震計を設置した。原子炉建屋の耐震性などを確認する必要があるという委員会の勧告によるものである。しかし 1階の地震計は 昨年7月の豪雨により浸水したため故障し、5階の地震計は 昨年10月から測定データに くるいが生じる問題が発見された。

委員会は東京電力に「地震に対する具体的な記録を得ることができないことは、反省すべきだ。対応に問題がある」と指摘した。

東京電力の このような“遅い”対応は、今回が初めてではない。去る13日の強震により、福島原発の敷地に保管されている汚染水貯蔵タンクのうち 正常位置からずれたタンクがあることを次の日に確認したが、地震発生から5日後になって公開し、批判を受けている。

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