コロナ検査件数が半分に減っても400人台…距離確保が強化されるか=韓国(画像提供:wowkorea)
コロナ検査件数が半分に減っても400人台…距離確保が強化されるか=韓国(画像提供:wowkorea)
週末の影響でコロナ検査の件数が通常の半分近く減少したにもかかわらず、韓国のコロナ新規感染者数は400人台を示した。週末の検査件数減少の影響が消えた後、感染者が再び増加傾向を示す状況だ。

21日、中央防疫対策本部によると、0時基準のコロナ新規感染者数は416人と集計された。国内での感染者は391人、海外からの流入感染者は25人で、累積感染者は計8万6992人だ。

20日の総検査件数は4万2689件であることが分かった。旧正月以降、検査件数が8万件レベルに増えたのに比べ、土曜日を迎えて検査件数が大幅に減ったことになり、実際に発生した患者数より多い患者が存在する可能性もあるという分析だ。

このため防疫当局は、週末の検査件数減少の影響が消える今週初めから半ばまで、感染者の推移を見た後、距離確保、または夜9時の営業時間制限などの防疫守則を強化するかについて検討する計画だ。現在、国内の週間平均感染者数は400人を超えた状況で、距離確保2.5段階を満たしているためだ。

同日の死亡者は4人で、累積死亡者は1557人であり、致命率は1.79%だ。重症患者は前日比1人減少し、155人となった。

地域別にはソウルで120人、キョンギド(京畿道)で170人の感染者が発生し、ソウルと京畿では依然として100人台の感染者が続いている。インチョン(仁川)では21人の感染者が出た。首都圏の総感染者は311人で、全体感染者の74%を占めている。

非首都圏ではボイラー工場など、集団感染の影響が続いているチュンチョンナムド(忠清南道)で10人の感染者が、プサン(釜山)では11人の感染者が発生した。

その他、チョルラナムド(全羅南道)8人、キョンサンナムド(慶尚南道)7人、テグ(大邱)とカンウォンド(江原道)、チュンチョンブクド(忠清北道)とキョンサンブクド(慶尚北道)6人、クァンジュ(光州)5人、ウルサン(蔚山)4人、チェジュ(済州)3人、セジョン(世宗)で1人が感染した。

ただし、江原道チョンソン(旌善)などで同日の集計に反映されなかった集団感染が発生したこともあり、非首都圏でもまだ流行再拡散の恐れが残っている状況だ。

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