バイデン米大統領は、G7首脳会議とミュンヘン安保会議に参席した(画像提供:wowkorea)
バイデン米大統領は、G7首脳会議とミュンヘン安保会議に参席した(画像提供:wowkorea)
米国が戻ってきた。多国間主義を掲げたジョー・バイデン米大統領は就任の1か月後に、G7(主要7か国)首脳会議とミュンヘン安保会議(MSC)に姿を現わし「米国の帰還」を示した。特に 同盟国たちが集結した席では、中国を強く批判したことで注目された。

今回のG7首脳会議は、バイデン大統領の多国間首脳外交のデビュー戦という点で、一層 注目された。そのような点で G7の首脳たちが中国を警戒したことが関心を集め、彼らは「非市場政策と慣行を解決するために、互いに相談し共同対応していく」と語った。カナダのジャスティン・ドルドー首相は、この日 中国の人権問題を共に扱ったと、ロイター通信が伝えた。

これと共にG7は、今年を 多国間主義により転換する“分岐点”とすると付け加えた。

また バイデン大統領はこの日、ミュンヘン安保会議(MSC)にも参席した。バイデン大統領は演説で「米国とヨーロッパなど、あまりにも多くの所で民主主義は攻撃を受けている」とし「力と信頼をもって民主主義のパートナーたちと協力するなら、全ての挑戦に対処し 全ての挑戦者を上回るだろう」と語った。つづいて「世界に米国が戻ってきたという明確なメッセージを送るのだ」と語った。

加えて バイデン大統領は「成長の恵沢は、少数ではなく広範囲に拡がるようにするべきだ」とし「我々は、国際経済システムの土台を弱体化させる中国政府に、真っ向から立ち向かうことができる」と強調した。

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