モウリーニョ監督、試合前ソン・フンミンに”助けてほしい”と要請… 「特別なゴールだった」

トッテナムのジョゼ・モウリーニョ監督が、先ごろ問題視されていたソン・フンミン（28）の「強行軍」を認識しながらも、ヴォルフスベルガーAC（オーストリア）との試合に出場してほしいと要請し、特別な指示を下したと説明した。

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　トッテナムは19日（日本時間）、ハンガリー・ブタペストでおこなわれた2020-21ヨーロッパサッカー連盟（UEFA）ヨーロッパリーグ32強1次戦で、ヴォルフスベルガーを4-1で下した。

　試合後、モウリーニョ監督は「アウェイ戦に4-1で勝利したという結果には、非常に満足している。特に、前半から良い競技力をみせてくれた」とし「16強進出に一歩近づいた。ホームで開かれる2次戦で、より余裕をもつことができる」と満足感を示した。

　特にモウリーニョ監督は、直近6試合に連続出場し”強行軍”が続いているソン・フンミンについて「ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン戦で90分、エヴァートン戦で120分、マンチェスター・シティ戦で90分を消化したソン・フンミンに『短時間でもチームを助けてほしい』と要請した。そして、彼は役割を果たしてくれた」と説明。

　また「ソン・フンミンは特別なゴールを決めてくれた」とし「彼は短い時間でも、自分の任務を完ぺきに果たしてくれた。だからこそ、後半と同時にヴィニシウスを投入することができた」と勝因を明かした。