ILO中核的労働基準への批准同意案、19日に小委員会で「与党が単独処理」する可能性=韓国
ILO中核的労働基準への批准同意案、19日に小委員会で「与党が単独処理」する可能性=韓国
国際労働機関(ILO)の中核的労働基準への批准同意案が2月の臨時国会内で処理される可能性が高くなった。共に民主党は19日、国会外交統一委員会 法案審査小委員会でILO中核的労働基準批准案3件を単独処理することも検討している。

18日民主党によると、外交通商委は19日の法案小委で「強制または義務労働に関する条約批准同意案」などILO中核条約29号・87号・98号の批准案3件を上程する。

労働条件のグローバル基準と呼ばれる「ILO条約」の中で29号と87号、98号は、「中核的労働基準」に分類される。29号は強制労働の禁止、87号は結社の自由および団結権の保護、98号は団結権および団体交渉権の内容を盛り込んだ。

未だこの中核的労働基準を批准していない国は韓国や中国など7か国で、これに欧州連合(EU)などから外交的圧力を受け始めた。しかし、昨年12月に争点だった労組3法(労働組合法・公務員労組法・教員労組法)が改正され国会の批准も勢いに乗った。

国民の力は、経営側はもちろん労働側も不満があるだけに慎重になる必要があると見ているが、民主党は外交的な問題に発展する懸案であるという点に注目している。

キム・ヨンホ民主党議員(法案審査小委員長)は同日、「この批准案こそ国益を優先する法案なので処理しなければならないと思う」とし「明日(19日)を通過する、しないか決定するだろう」と述べた。
また「微妙な内容は、環境労働委員会を通過した状況なので批准案は画竜点睛の意味」とし「必ず通過させるべき法案だ。野党の立場は否定的なようだが、私も法案処理への意志を強くしている」と強調した。
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