懇談会で発言する黄長官(文化体育観光部提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
懇談会で発言する黄長官(文化体育観光部提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】韓国の黄熙(ファン・ヒ)文化体育観光部長官は16日、新型コロナウイルスの感染拡大で大きな打撃を受けた観光業界の回復に向け、防疫対策が優れた国同士が隔離なしで自由な往来ができるよう認める「トラベルバブル」の導入について本格的に議論する方針を示した。 黄氏はソウルで開かれた観光業界懇談会で、観光需要の回復に向け専門家と業界による「国際観光市場早期回復専担組織(タスクフォース、TF)」を運営し、トラベルバブルに関する議論を本格化させると述べた。同組織を通じて早期に安全な訪韓旅行が可能となるよう防疫当局との協議を強化する方針も示した。 また、観光業は営業制限の対象ではないが旅行自粛勧告や防疫対策「社会的距離の確保」などで事実上、営業が困難な業種だとした上で、「新型コロナが収束するまで観光業界が耐え抜くことができるよう追加の金融・財政支援を検討する」と述べた。
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