文大統領の旧正月連休は政局構想…私邸に帰らず官邸にとどまる予定(画像提供:wowkorea)
文大統領の旧正月連休は政局構想…私邸に帰らず官邸にとどまる予定(画像提供:wowkorea)
ムン・ジェイン(文在寅)大統領は旧正月(ソルラル)連休初日の11日、青瓦台(チョンワデ、大統領府)内で休息をとりながら政局構想に没頭するものと予想される。

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これにより連休以後に文大統領が打ち出す国政運営の議題に関心が集まっている。

青瓦台によると、文大統領はこの日午前、国民とのテレビ通話を行った後、青瓦台内に滞在し休息をとる予定だ。

国民とのテレビ通話は、ニュージーランド出身で約50年前に韓国に来た撤去民など疎外階層のために力を尽くしてきたアン・グァンフン(79)神父と、韓国女子サッカーのエースと評されているチ・ソヨン選手(29)ら8人と行う計画だ。

文大統領は通話で、新型コロナウイルスにより困難な時期に耐えている国民らに慰労と感謝の気持ちを伝え、回復・包容・跳躍の年になることを念願し真摯な対話を交わす予定だ。

文大統領は旧正月当日の12日には、旧正月の挨拶の映像を通じ国民にメッセージを伝える計画だ。

文大統領は今回の連休に新型コロナウイルス防疫のための「5人以上集合禁止」措置を率先して守るという意味で、キョンナム(慶南)ヤンサン(梁山)の私邸には帰らず、官邸にとどまるものと伝えられた。官邸では特別な家族の集まりも行わないという。

文大統領はこのように青瓦台内で静かな連休を過ごしながら、集権5年目の国政運営構想を練ることに集中するものとみられる。

文大統領はまず新型コロナウイルス第3次流行を迅速に安定化させると同時に、事態の長期化に伴い困難が加重されている民生経済の活力を取り戻す方案を構築することに集中するものとみられる。

特に、第4次災難支援金の支給と関連し、支給の時期及び範囲などをめぐり政党間の葛藤があるだけに、これに対する立場をまとめることにも力を注ぐものとみられる。

さらに、文大統領は先月バイデン米政府が誕生したことで、交錯状態が続く朝鮮半島の平和プロセスをどのように再稼働させるかについて構想を練る見通しだ。
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