ペク・ジョンウォンとビデオ通話する「BTS」。(画像:画面キャプチャ)
ペク・ジョンウォンとビデオ通話する「BTS」。(画像:画面キャプチャ)
放送前から話題となっていた「BTS(防弾少年団)」と料理研究家ペク・ジョンウォンのコラボの模様が1月28日(木)放送の「美味しさの広場」(SBS)で公開された。

BTS(防弾少年団) の最新ニュースまとめ

今回は、コロナ禍で大変な韓国の養豚農家を支援するため、ペク・ジョンウォンが残ってしまいやすい豚モモ肉を利用して、缶詰のハム「ペクハム」を商品化。それを「K-ハム」として販売しようと関係各所に営業をかけた中、最後に波及力の大きい「BTS」に協力を求めたのだ。ペク・ジョンウォンと「BTS」は4年前、グルメ番組「ペク・ジョンウォンの三大天王3大天王」(SBS)で出会い、食べる技術を伝授したモクパン(食べる放送)の師匠と弟子という関係だとか。

この日、「BTS」が登場したのは番組の後半、残り13分あたりからだ。ペク・ジョンウォンが電話をかけると、それをとったのがリーダーのRM。「マスクをつけているから、誰だか分からないよ(笑)」とペク・ジョンウォンから言われ、「RMです」とマスクをちょっと下げて、顔を見せた。世界が注目する「BTS」に、「誰だか分からない」なんて冗談でも言えるのはペク・ジョンウォンぐらいだろう(笑)。

「電話でお願いして申し訳ないんだけど」というペク・ジョンウォンに、RMは「僕たちは電話でお願いされるのうれしいですよ」とサムズアップ。そして、「他のメンバーもいるの?」という声に、「みんないますよ」とV、J-HOPE、JUNG KOOK、JIMIN、JINが次々とカメラに姿を見せた。みんながペク・ジョンウォンに姿を見せようと、カメラに映ろうとして、位置をとりあっている(?)のがなんとも可愛い。久しぶりにお父さんに会う息子のように、メンバーたちが嬉しそうにニコニコとはしゃいでいるのが、マスク越しでもよく分かった。

冒頭での「マスクをつけているから、誰だか分からないよ」発言があったからか、全員揃うと、メンバーたちの名前当てクイズが始まった。「後ろにいるのがJUNG KOOKで」とまずはJUNG KOOKを当てたペク・ジョンウォンだが、少し考えていると、JUNG KOOKの隣にいたJ-HOPEは一瞬マスクを下げて、自分から顔を見せに行った(笑)。

続いて、「僕は誰でしょうか?」と茶目っ気たっぷりにペク・ジョンウォンを試したJIMIN。マスクと帽子を身につけ、目しか出ていなかったが、ペク・ジョンウォンは「JIMINだろ、目だけでも分かるよ~」とすぐに気づき、さらにはおどけた表情をしたり、ピースをしたり、自分の存在をアピールするVには「元気だったか?チャジャン麺(韓国風ジャージャー麺)もう食べるなよ」と声をかけた。さらに、ここにはいなかったSUGAのことも気にかけるなど、メンバーたちと親しそうにあいさつを交わした。

そして、ペク・ジョンウォンが「防弾(少年団)がハムをおいしそうに食べる姿を見せてくれたら、宣伝するのにすごい助けになると思って」と本題に入ると、「先生が作ってくれる料理を食べられますか?」とJIMIN。「引き受けてくれたら、作ってあげるよ」と答えるペク・ジョンウォンに、メンバーたちも「僕たち、呆れるぐらいよく食べますよ」と念押ししたが、「『Run BTS!』をよく見ているから、知ってるよ」とさりげなくファン心を出すと、「じゃあ、一度出てください」とRM。これに、「必要だったら出る。取引じゃなくて、ファンとして行くよ」と応じたペク・ジョンウォンは、「その代わり、ハムをたくさんPRしてよ」と交渉成立。こうして、お互いの番組に出演することが決まったのだ。

ここまでが電話でのやり取りで、放送残り9分となったところで、V LIVEなどで配信されている「Run BTS!」にペク・ジョンウォンが出演した模様が公開された。地上波放送で、ウェブバラエティがある程度の時間をとって放送されるのも画期的なことだ。フルバージョンは「Run BTS!」125話で見られるが、テレビなので一部演出が加わっていたのが「究極の二択」の「ミントチョコは好きor嫌い?」の場面だった。ペク・ジョンウォンだけでなく、メンバーたちの好みも公開され、ミントチョコが好きなのはJ-HOPEとJUNG KOOK、中立がSUGA、嫌いがRM、JIN、JIMIN、Vということが分かった。

そして、2チームに分かれて料理対決をしながら、「K-ハム」をPRした「BTS」。番組の趣旨に賛同し、ペク・ジョンウォンとの有意義なコラボを果たしたが、韓国豚の消費促進に大きく貢献したのは間違いないだろう。

Copyrights(C)wowkorea.jp 6