EU、「韓国確保済」アストラゼネカワクチンの使用を承認=韓国報道(画像提供:wowkorea)
EU、「韓国確保済」アストラゼネカワクチンの使用を承認=韓国報道(画像提供:wowkorea)
欧州連合(EU)の執行機関である欧州委員会が29日(現地時間)、英国の製薬会社アストラゼネカとオックスフォード大学が共同開発したコロナワクチンの使用を承認した。

ロイター通信によると、欧州委員会はこの日、欧州連合医薬品庁(EMA)のワクチン承認勧告を受け入れ、アストラゼネカワクチンの使用を承認すると発表した。これにより、27のEU加盟国でアストラゼネカのワクチン接種が可能となった。

これによりアストラゼネカは、ヨーロッパでの使用承認を受けた第三のコロナワクチンとなった。

ファイザー-バイオアンドテックとモドナのワクチンは承認後すぐに接種が開始され、アストラゼネカのワクチンも早期に接種開始されるものとみられる。

アストラゼネカのワクチンは、競合他社のファイザー・モドナより価格が4ドル台と安く、保存・輸送が容易で接種速度が速まることをEU当局は期待している。

ワクチンは、臨床実験では平均70.4%の予防効果がみられた。英国政府によると、1回の接種後22日が経過してからの予防効果が70%であり、それから3か月ほど効果が持続する。2回接種した時の最大の予防効果は80%である。

韓国はアストラゼネカワクチンを1000万人分確保している状態だ。
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